親の心子知らず、とよく耳にしますね。実際私自身も、親の立場になってからはそう思う事が増えました。
しかし、ふと振り返ってみると、もしかするとこれは真逆でもあるのかな、と近頃思います。
この心親知らず、なんて言葉はありませんが…。果たして、私自身どれだけ子供の心が分かるのかと。完全に分かるなど到底不可能で、何となく分かったつもりでいたり…。
とくに、高学年あたりからは、生徒さん方も、少しずつ変化が見られます。なるべく、何でも言ってくれるような雰囲気作りを、レッスンでも家庭でも心かげけてはいますが、どうでしょうね。
心に寄り添い、お互い心通い合うような、つながりの深いレッスン。対話のできる、環境や音楽。
音楽やピアノの音は、人の心の近くにいるものです。 これからも、今以上にその魅了を伝える事ができますよう、また、寄り添っていけますよう、私自身も日々前進して行きたいです。