ピアノは、ソロの曲が多いですので、日頃のレッスンでは各々自分のペースで進んでいきます。
連弾は、機会があれば取り組む事ができます。
このとき、気をつけなければいけない事がいくつかあります。
まず、椅子の位置です。前後、高さについては、一人で弾く時から、気を付けていますね。
左右についてはどうでしょう。今は、横長の椅子もあるため、あまり気にしたことはないかもしれませんね。
左パートを弾く場合は、左寄り、右パートを弾く場合は右寄りに、必ず椅子を動かしてから、練習しましょう。
次に譜面です。
いつもは、左手がヘ音記号、右手がト音記号というのが最も多いと思います。違う場合もありますが。
ところが、連弾になると、へ音記号へ音記号とか、ト音記号ト音記号などの、少し慣れない組み合わせも多々でてきます。必ず、音部記号に注目し、高さを間違えないようにしましょう。
最後に、自分のパートはもちろん、相手のパートも目を通しておきましょう。
なんとなく弾いていると、ずれたり、とまったり、アクシデントが起きた時に対応できません。
いずれにしても、ソロとはまた、ひと味違った面白さがあります。
そこへたどりつけるよう、足元を固めておくことが大切です。